激戦を制した王者の軌跡
大阪ブルテオンのCSは、昨シーズン苦杯をなめたジェイテクトSTINGS愛知とのセミファイナルから始まりました。「まずはセミファイナルにフォーカスして」と、選手たちは高い集中力で臨み、見事連勝でファイナルへの切符を掴みました。

ファイナルでのサントリーサンバーズ大阪戦は、まさに手に汗握る展開でした。特に勝敗を分けたのはGAME2。GAME1を落とし、GAME2の第1セットも奪われる苦しい状況から、大阪ブルテオンは粘り強さを発揮し、フルセットの末に勝利をもぎ取りました。この勝利がチームに勢いを与え、GAME3ではセットカウント3-0のストレート勝利を収め、見事優勝を決めました。
ファイナルは横浜アリーナを舞台に3日間で34,000人以上が来場し、バレーボール人気の高さを再認識する機会となりました。トーマス・サムエルボ監督は優勝後のインタビューで、「昨日のような波のある試合を何とか勝ち取って今日を迎え、その闘志をキープしながら最後まで戦えたことが勝因だったと思います。シーズンを通してたくさんのサポートをありがとうございました」と、選手たちとファンへの感謝を語りました。

コート外で見せた「バレーボールの力」
熱戦の2日後には、SVリーグの各賞を祝福する「大同生命SV.LEAGUE AWARDS 2025-26」が開催されました。大阪ブルテオンは、チャンピオンシップ優勝に加え、「最優秀育成クラブ賞」「最優秀社会連携クラブ賞Rally部門」をクラブで受賞。個人賞では、ミゲル・ロペス選手がトップスパイカーとベスト6、アントワーヌ・ブリザール選手がMIPとベスト6、ベストリベロに山本智大選手、そしてチャンピオンシップMVPにはキャプテンの西田有志選手が選出されるなど、数々の栄誉に輝きました。
特に注目されたのは、「最優秀社会連携クラブ賞Rally部門」です。これは、ヒュンメルとの取り組みである手話シャツをベースにした「手話応援をバレーボール観戦の文化に」という活動が評価されたものです。スポーツの持つ力を通じて、誰もが同じ感動を分かち合える社会の実現を目指して実施されました。
12月6日のホームゲームでは、パナソニックグループの手話サークルによる手話教室や手話応援、手話での実況やヒーローインタビューも行われました。また、大阪府下の聴覚支援学校に対して、選手たちがウォーミングアップで着用した手話シャツチャリティーオークションなどで寄付が行われ、聴覚障がい者のサポートに繋がる持続的なモデルであることも高く評価されました。

授賞式に登壇したパナソニックスポーツの岡森さんは、この企画の中心人物として活躍しました。アウォーズでは手話と言葉で、「本日このような場に聴覚障がいを持つ当事者が立っているということにも大きな意味があると感じています。これは社会の中に多様な人が存在するということを示す一歩になるからです。受賞をゴールではなく、受賞をスタートとし、これからも地域、学校、企業の皆様と共に、誰もが安心してバレーボールを楽しめる環境づくりに取り組み続けます」と語り、会場の共感を呼びました。
チームと地域の絆、そして未来へ
SVリーグ優勝から3日後には、スポンサーパーティーが開催されました。パナソニックスポーツ株式会社の久保田剛CEOは、「優勝しました!」と報告し、会場は拍手に包まれました。久保田CEOは、12月の世界クラブ選手権での銀メダル、目標を上回る来場者数、SNSフォロワー数の増加など、大阪ブルテオンの目覚ましい成長を紹介しました。特にインスタグラムでは、Jリーグ、Bリーグを含めた日本のスポーツクラブでフォロワー数ナンバーワンになったことも報告されました。
パナソニックホールディングス株式会社の楠見雄規CEOは、「厳しい競争の中で、ブルテオンがまさに『誰にも負けない』を実践してくれた」とチームを称え、枚方市の伏見隆市長も、「保育所や小学校でバレー教室を行ってくれている皆さんの優勝は地域にとっての誇り」と賛辞を送りました。
今季キャプテンを務めた西田有志選手は、「キャプテンとして何かしたわけではない。常に準備をしようと言い続けた。基礎ができていないと勝てない。このチームは1戦目負けても崩れない。これが僕の求めていたチームです。優勝報告会にできたことうれしく思います」と語り、来シーズンのさらなる飛躍を誓いました。
優勝の興奮を共有!記念グッズは5/24まで
大同生命SV.LEAGUE MENの『優勝記念グッズ』が、大阪ブルテオンオンラインショップで限定販売中です。セレモニーで選手たちが着用した優勝Tシャツのほか、選手名が刻まれた優勝レプリカユニフォームやタオル、ベアキーホルダーなどの予約を、5月24日(日)まで受け付けています。この機会に、歴史的快挙を成し遂げたチームの記念グッズをぜひ手に入れて、優勝の喜びを分かち合いましょう!

大阪ブルテオンは、大阪府枚方市・寝屋川市などを本拠地とする1951年創部の男子バレーボールチームです。旧チーム名はパナソニックパンサーズで、Vリーグ、天皇杯、黒鷲旗で数々の優勝を誇る強豪です。2024年10月にスタートしたSVリーグに合わせてリブランディングを行い、「永遠の青」を意味する大阪ブルテオンとして新たなスタートを切りました。
また、今回の優勝Tシャツなどにも貢献しているデンマークのスポーツブランド「hummel(ヒュンメル)」は、1923年誕生の長い歴史を持つブランドです。「CHANGE THE WORLD THROUGH SPORT(スポーツを通して世界を変える)」をビジョンに、新しいチャレンジを続けています。
大阪ブルテオンのSVリーグ優勝は、チームの努力とファンの熱い応援、そして社会連携活動が一体となって掴み取った栄冠です。この素晴らしい成功は、私たちバレーボール愛好者にとっても大きな喜びと刺激を与えてくれることでしょう。これからも大阪ブルテオンの活躍に期待し、みんなでバレーボールを盛り上げていきましょう!



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