
男子は菟田野中学校が32年ぶりに全国制覇
令和8年度全国中学校体育大会・第56回全日本中学校バレーボール選手権大会は、2026年8月20日から23日まで広島県広島市で開催されました。男子は奈良県の宇陀市立菟田野中学校が優勝し、東京都の駿台学園中学校が準優勝しました。決勝は菟田野中学校が駿台学園中学校にセットカウント2―0で勝利。セットスコアは25―19、25―19でした。大会終了後の公式発表では、菟田野中学校の優勝は32年ぶりとされています。全国大会の決勝という最終段階でストレート勝ちを収め、各ブロックを代表して集まった男子36チームの頂点に立ちました。
男子決勝トーナメントで、菟田野中学校はAEGIS、清風中学校を破って決勝へ進出しました。準決勝の清風中学校戦は26―24、25―22の2―0です。一方の駿台学園中学校は、白山市立光野中学校、広島城北中学校を退け、準決勝では日本航空高等学校附属中学校にセットカウント2―1で勝って決勝に進みました。決勝で対戦した両校は、異なるブロックから全国大会へ進み、グループ戦と決勝トーナメントを通じて勝ち残ったチームです。菟田野中学校の優勝は、決勝戦だけでなく、全国大会の日程を最後まで勝ち抜いた総合的な結果として見ることができます。準優勝の駿台学園中学校も、接戦となった準決勝を制して全国2位に到達しており、その成績は大会参加校の中で最終日まで勝ち残ったことを示します。
この全国大会には男子36チーム、女子36チームの計72チームが参加しました。代表枠は北海道、東北、関東、北信越、東海、近畿、中国、四国、九州と開催地に割り振られ、各地域の予選を通過したチームが出場しています。競技は初日の監督会議と開会式に続き、8月21日にグループ戦、22日に決勝トーナメントの1回戦から準々決勝、23日に準決勝と決勝という流れで行われました。全試合は3セットマッチで、3位決定戦は実施されていません。この方式では、グループ戦を突破した後も短期間に複数の試合を戦う必要があり、優勝校と準優勝校は大会を通じて安定して勝利を積み重ねたチームと位置づけられます。
大阪・近畿の視点では、男子優勝の菟田野中学校は奈良県代表、準決勝進出の清風中学校は大阪府代表です。全国大会直前の近畿大会でも両校は決勝を争ったことが確認でき、近畿勢が全国大会でも上位へ進みました。ただし、個々の試合内容や選手の役割については、公開された結果だけでは判断できません。ここでは、対戦結果、セットスコア、最終順位という確定事項から、近畿地区の代表校が全国の最上位まで進んだ事実を押さえるのが適切です。
大会概要
| 大会名 | 令和8年度全国中学校体育大会 第56回全日本中学校バレーボール選手権大会 |
|---|---|
| 対象 | 中学校 |
| 地域 | 全国 |
| 開催日 | 2026-08-20 |
| 会場 | 広島県立総合体育館、大和興産安佐北区スポーツセンター |
| 主催・主管 | 公益財団法人日本中学校体育連盟、公益財団法人日本バレーボール協会 |
大会結果
| 部門 | 優勝 | 準優勝 |
|---|---|---|
| 男子 | 宇陀市立菟田野中学校 | 駿台学園中学校 |
| 女子 | 広島市立祇園東中学校 | 共栄学園中学校 |

女子は開催地・祇園東中学校が広島県勢初の優勝
女子は広島市立祇園東中学校が優勝し、東京都の共栄学園中学校が準優勝しました。決勝は祇園東中学校が共栄学園中学校にセットカウント2―1で勝利しています。セットスコアは25―22、19―25、25―18でした。第1セットを祇園東中学校が取り、第2セットは共栄学園中学校が取り返し、最終第3セットで祇園東中学校が勝利したことが結果から確認できます。大会終了後の公式発表によると、祇園東中学校の優勝は広島県勢として初めてです。開催地代表として出場したチームが決勝まで勝ち進み、全国の頂点に立つ結果となりました。
祇園東中学校は決勝トーナメントでVigare大分、駿台学園中学校、友達バレーボールクラブに勝利し、準決勝では八王子実践中学校を25―18、25―18の2―0で下しました。共栄学園中学校は山口市立徳地中学校、文京学院大学女子中学校、なでしこクラブを破って準決勝へ進み、富山市立新庄中学校に25―21、25―21で勝利して決勝へ進出しています。決勝では3セットを戦った末に祇園東中学校が優勝しました。結果表から確認できるのは各セットの得点と勝敗であり、試合中の流れや戦術、個人のプレー内容までは分かりません。それでも、祇園東中学校が準決勝をストレートで突破し、決勝では一度セットを失いながら最終セットを取ったという大会結果は、全国優勝までの過程を理解するための明確な材料になります。
女子の全国大会にも36チームが参加し、8月21日のグループ戦を経て、22日と23日に決勝トーナメントが行われました。決勝トーナメントは27チームで構成され、勝ち上がった2チームが最終日に日本一を争っています。3位決定戦はないため、準決勝で敗れた八王子実践中学校と富山市立新庄中学校はともに3位相当です。優勝と準優勝は決勝の直接対決で決まりますが、大会全体を見る際には、地域予選、グループ戦、複数段階のトーナメントを通過した結果であることも押さえておきたいところです。共栄学園中学校は決勝で敗れたものの、全国大会の最後の一試合まで進んだ準優勝校として高い成績を残しました。
大阪・近畿勢では、大阪国際中学校が決勝トーナメントへ出場しました。公開結果では蓮田市立蓮田中学校にセットカウント2―1で勝利した後、次の試合で敗退しており、全国の優勝・準優勝には届きませんでした。近畿大会優勝校として全国大会へ進んだことと、全国大会での最終順位は分けて確認する必要があります。地域大会の成績が全国大会での位置を自動的に保証するわけではなく、全国大会では改めてグループ戦から勝ち上がる方式だからです。今回の女子結果では、開催地の祇園東中学校が広島県勢初の優勝を達成し、関東代表の共栄学園中学校が準優勝となりました。男子の菟田野中学校と合わせ、2026年度の全国中学校大会は、男女で異なる地域の学校が日本一となる結果で閉幕しました。